ついに山賊長とのタイマン勝負だ。
だが、相手は荒くれ者を力で束ねる屈強な戦士。
まともにぶつかっては殺されるだけだ。

「(ゆっくりだ。 音を立てずに背後に忍び寄って、一撃を叩き込むんだ)」
最初の一撃をキメられるかどうかが、生死の分かれ目になる。
俺は爪先まで意識を集中して、一歩一歩を慎重に踏み出した。
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- 2015/09/25(金) 17:30:22|
- スカイリムRP シン
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鉄の鎧で身を包んだ女戦士…。
間違いない。 あの女が賞金首の山賊長だ。
「(まさか女の山賊長とはね…。
いいお尻してるのに、もったいないなぁ)」
薄暗い洞窟の中で遠目で見る限りだが、あの女山賊の容姿は悪くないと思えた。

「(いくら屈強な戦士でも、女を相手にするのは気が進まないね。
でも、そんなことを言っている余裕は、俺にはないか…)」
戦乱の世である今のスカイリムは、強い者が弱い者から奪い取る世界。
その現実に男も女も関係ないのだ。
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- 2015/09/18(金) 19:02:36|
- スカイリムRP シン
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レドラン家の隠居所。
『レドラン』とは、スカイリムの東方にあるモロウウィンド地方の名家のこと。
どういう経緯でこの洞窟にレドランの名がついたのかは、わかっていない。
そんな立派な家名を冠した洞窟だが、今は山賊の隠れ家だ。
賞金首となった山賊の親玉は、この洞窟に潜伏している。

ランタンが吊るされているので真っ暗ではないが、洞窟内は薄暗い。
だが、この暗さはむしろ好都合だ。
「物音を立てないように、ゆっくり進もう。 焦っちゃダメだ」
見つからずに進めば、奇襲で先制攻撃を狙うこともできる。
俺はできるだけ灯りの傍から離れるように、ゆっくりと侵入していった。
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- 2015/09/11(金) 21:24:06|
- スカイリムRP シン
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「さて、先を急ごう」
毛皮の鎧はとても温かいが、それでも夜の寒さは防ぎきれない。
日が暮れる前に目的地にたどり着かなければ、山賊退治どころではなくなってしまう。
俺はレドラン家の隠居所を目指し、再び歩き出した。

「(…さっき山賊と戦っていた戦士だ。 あまり近寄らない方がいいな)」
山賊を撃退したハンマーフェルの戦士たちが並んで歩いていた。
彼らは屈強な戦士だが、スカイリムの人々に友好的というわけではない。
互いに干渉しない程度に距離を置くのが無難だろう。
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- 2015/09/04(金) 20:36:25|
- スカイリムRP シン
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