ボンッ!!不意に飛来したファイアボルトが、デスハウンドの腹に直撃する。
潤沢なマジカを注がれた強力な火炎がデスハウンドの体を吹き飛ばし、一瞬でその身を焼き尽くした。
「な、何っ!?」
「あそこだ!」
不意を突かれた吸血鬼が、こちらに気付いて剣を抜く。
「トランの…仇だッ!!」俺の怒りに応え、邪を討つ憤怒の化身が閃いた。
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- 2016/03/25(金) 00:01:00|
- スカイリムRP シン
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ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…一歩進むたびに踏み固められた雪が小さく鳴き、そこに人の通った証を残していく。
ここは、ドーンスターから南へ伸びる街道だ。
昨日の午後にリフテンを発ってから、丸半日が経過していた。
「だいぶ遅くなってしまった…。 トランはもう、ディムホロウ墓地か…?」

ドーンスターに到着してすぐに、宿屋でトランのことを聞いて回ってみた。
しかし、そこで情報を得ることはできなかった。
どうやら彼はドーンガード砦を出てからどこにも立ち寄らず、直接ディムホロウ墓地へと向かったらしい。
ドーンスターの宿屋にも立ち寄っていないとすれば、時間的にほとんど休息を取っていないはず。
彼の体は、消耗しきっていることだろう。
そんな状態で吸血鬼に挑むなど、命を捨てるようなものだ。 急いで助けに行かなくては…!
「トラン、今行くぞ。 無事でいてくれ…!」
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- 2016/03/18(金) 00:01:00|
- スカイリムRP シン
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「用意できたのは…1回分だけか…」
ドーンガード砦を出た俺は、リフテンに到着していた。
昨日、ドーンガードに入団した俺は、早速任務に就いた。
吸血鬼たちが探っている『何か』を突き止めるため、『ディムホロウ墓地』を調査するというものだったのだが、まさかの『物資不足』という問題にぶつかってしまったのだ。

「薬や錬金材料がないだけじゃなく、錬金台もないなんて…。
外からはわからなかったけど、砦の中はまだまだ整備されていなかったんだな」
吸血鬼との戦いを控えている以上、
『疾病退散の薬』は必要不可欠。
本来は大急ぎでディムホロウ墓地に向かうべきだが、仕方なくリフテンで物資の調達をすることになったのだった。
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- 2016/03/11(金) 02:47:33|
- スカイリムRP シン
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「滝が凍ってる…! すごい景色だなぁ…」トンネルを抜けると、その先には広がっていたのは雄大な景色だった。
まず目に入ったのは立派な滝。 かなりの高さがあり、大量の水が滝つぼに流れ落ちている。
岩肌には大きな氷柱が生え、冷たさの中に荒々しさも感じさせた。
「魚を干してる…。 なるほど、この谷の中だけで、食料の確保はできるってわけか…」
峡谷には豊富な水があり、そこには魚もいる。
食料になる植物もあるし、ある程度ならこの峡谷の中だけで自給自足をすることもできるようだ。
洞窟を抜けなければ入り込めない地形といい、この場所はまさに天然の要塞であった。

「さて…ドーンガード砦は…お、あれだな?」
峡谷の先に石造りの建物が見える。 それもかなりの大きさだ。
間違いない、あれがドーンガード砦だ。
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- 2016/03/04(金) 00:01:00|
- スカイリムRP シン
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