The stray sorcerer -はぐれ魔術師冒険記-

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第2話 節約術! 俺は宝物って呼んでる。

『今日こそ本気出す!』
一大決心をして、フルダさんから山賊討伐の仕事を紹介してもらった。

だが、具体的にはどうしよう?
鉄の剣と素人魔法だけで倒せるような山賊なら、苦労はないはずだ。

ホワイトランの市場

「さて、どうしたものかな…」

こういう時は、形から入るのが一番。
まずは冒険に必要な装備を用意することにした。

でも、満足な装備を手に入れられるほどのお金はない。
何か上手い方法を考えないといけないな…。








「あら、シンくん。 どうしたの? 珍しく難しそうな顔をしてるわね」
「やあ、イソルダちゃん。 少しばかり、悩み事があってね」

どうやら悩みが顔に出ていたようだ。
でも、商人の見習いをやっているイソルダちゃんなら、装備をうまく手に入れる方法を教えてくれるかもしれない。

「実は、冒険に出ようと思っているんだけど、装備を買うお金がなくてね」
「冒険に使う装備? そうね…命に関わるものだから、安物を買うのはお勧めできないわ」

イソルダちゃんの言うとおりだ。
命を預ける装備に、不安の一つもあってはならない。
やはり、地道に貯金しないとダメだろうか?

イソルダちゃんに相談

「ちょっと大変だけど、できるだけ安く手に入れることならできるわね。
 武器や防具にかかるお金は、『材料費』と『職人さんの手間賃』に『儲け』が加わった金額なの。
 だから、その材料や手間をシンくんが用意すれば、その分だけ費用は抑えられるわ」

なるほど、名案だ。 さすがはイソルダちゃん、きっと良い奥さんになるだろうね。

だが、満足な装備を手に入れるには、それでもお金が足りない。
さらに費用を抑えるには、材料費も節約する必要がある。
材料費を抑えるには、鉄や鋼鉄を、安く、手早く調達すれば良いわけだが…?

「うーん…材料を手軽に手に入れるには…」
「男の子が冒険したがる気持ちはわかるわ。 でも、無理して死んじゃったら元も子もないわよ?
 焦らないで、しばらく薪割りとかでお金を貯めたほうが…」
 
「閃いた!」

「えっ!?」
「いい方法を思いついたよ!
 ありがとうイソルダちゃん! これで冒険に出られるっ!!」
「えーと…よくわからないけど、お役に立てたなら嬉しいわ。 でも、無理しちゃダメよ?」

閃いた!

材料を買おうとすれば、当然お金がかかる。
なら、その材料も自分で作ってしまえばいいのだ。
材料を作るためには素材が必要になるが、何も鉱石などを採掘しなくとも、手に入れる方法はある。

そう、それらが街中に転がっていることに気が付いたのだ。

MOTTAINAI大作戦!

「廃品を再利用して、材料に作りかえればいいんだ!」













ホワイトランの住民はゴミ入れに家庭ゴミや廃品を投棄している。
ゴミは衛兵たちが片付けているので街の中はキレイになっているが、ゴミそのものの量はかなり多い。
裏返せば、使える廃品がある可能性も高いということだ。

「ガラクタだって言う人もいるけれど…おっ! コイツは使えそうだ!
 不要になったものから資源を取り出す…こういうの何て言ったっけ?」

ゴミ入れを漁る姿はまるでブレナインのようだが、この際それはどうでもいい。


ガラクタだって言う人もいるけど

「俺は『宝物』って呼んでる…っと。 おお! これはいいものを見つけた!」
 ん? 何か思い出してきたぞ…?
 たしか…『MOTTAINAI』だったかな?」

途中、住民の何人かに不審者扱いされたが、再利用できる廃品の量は予想以上だ。
ホワイトランは、思ったより資源の無駄使いをしていたんだなぁ。

俺は宝物って呼んでる

「んん? シンか? そこで何をしているんだ?」

衛兵詰め所のゴミ入れを探っていると、カイウス指揮官に声をかけられた。

「おはようございます。 カイウス指揮官! 実は、冒険の準備をしているんですよ」
「冒険の準備? 私にはゴミ漁りにしか見えんのだが…」
「カイウス指揮官、『MOTTAINAI』ですよ! ゴミの中から使えるものを取り出して、再加工するんです」
「ゴミから使えるものを?
 ふむ…なるほど。 鉄クズも溶かして再加工すれば、鉄の剣になるというわけか。
 素晴らしい発想だ。 これからは衛兵の廃品も、有効に利用することにしよう」

昼行灯呼ばわりされているカイウス指揮官だが、俺は、この人の力は本物だと思っていた。
この人の優れた洞察力が、ホワイトランの治安が良いことに繋がっているのは間違いないだろう。

これ、もらっていいスか?

俺がなんとか生活できているのも、ホワイトランが平穏だからこそ。
今回の山賊討伐を成功させて、少しでもこの街に恩返しできたらいいと思った。









「よし、こんなもんだな!」

昼を過ぎた頃、手元には仕事の成果が十分に集まっていた。
底の抜けた釜、さび付いた鋳造鍋、壊れたカンテラ、取っ手の外れたフラゴン…
実に様々な『資源』を回収することができた。
これだけあれば、簡単な武器と防具なら作ることができるはずだ。

「一体、何を始めるのかしら…?」

エイドリアンさんが少し心配そうに見つめる中、俺は作業に取り掛かった。

シゴトの成果

まずは廃品を溶鉱炉へ。
溶けた材料を固めて、インゴットにしていく。

釜や鍋は鉄のインゴットに。 フラゴンは鋼玉のインゴットになる。
鉄のインゴットに木炭を配合すれば、鋼鉄のインゴットだ。

作業は順調に進み、十分な材料をそろえることができた!

リサイクル!

今度は再生したインゴットを使って、装備の鍛錬だ。
材料があれば加工してもらうことはできるが、敢えて自分で作ってみることにした。
そうすることでお金は節約できるし、何より良い経験になる。
もちろん、一人でやるには不安だ。 そこで、エイドリアンさんに指導を願い出た。

「そこはもっと力を入れなさい。
 そう、その調子。 足りない材料はここにあるわ」

エイドリアンさんの指導はとても適切で、おかげで装備の製作は順調に進んだ。

鍛冶修行!

「できたーッ!!」

空が夕焼けに赤く染まりだした頃、ついに装備ができあがった。

武器には鉄の剣とあわせて使う飛び道具として、弓と矢を作った。
防具は革の篭手と、軽量化した鉄の脚甲。 高い防御力はないが、軽いので機動力は十分だ。
さらに、旅に便利なバッグも作った。 これがあれば、必要な荷物を楽に運べる。

「見習いレベルだけど、よく出来ているわね。
 私が教えたことをしっかり吸収しているようだし、この分ならすぐに上達できると思うわ」
「エイドリアンさん、ご指導ありがとうございました!」
「どういたしまして。 気をつけていってらっしゃい」


ついに冒険の準備が整った。
明日はいよいよ、出発だ!!

装備ができた!







次回予告
第3話 出発だ! 俺の本気を見せてやる。
次回予告-出発だ!

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テーマ:Skyrim - ジャンル:ゲーム

  1. 2015/08/21(金) 21:39:21|
  2. スカイリムRP シン
  3. | コメント:6
<<第3話 出発だ! 俺の本気を見せてやる。 | ホーム | 第1話 旅立ちの時! 今日こそ俺は本気出す。>>

コメント

ども!フカヒレです!

シンさんブログ開設おめでとうございます!
早速一話から読ませていただきましたー。

実は個人的に、駆け出しの冒険者が成長していく物語は大好きなのであります。
シン君は順調に今後ドーンガードになり出世できるのでありましょうか!?
そこにたどり着くまでの紆余曲折、楽しみにしています。
今回はまさかの廃品回収で初期装備を作ってしまうアイデアに驚きです。この初々しい感じがたまりませんぜ!

シン君の冒険に幸あれ!
  1. 2015/08/23(日) 00:07:22 |
  2. URL |
  3. フカヒレ #2Qe6yhQg
  4. [ 編集 ]

>フカヒレさん

いらっしゃいませ!
早速のコメント、ありがとうございます!(o*_ _)o

私も、「弱かったヤツがどんどん強くなっていく」という成長劇が大好きなんです。
本編の主人公「シン」も、そんな「成長する主人公」として描いていきたいと思います。
これから始まる『はぐれ魔術師』の成長を、ぜひ見守ってやってください^^

また、当ブログのロールプレイは8割がた実際のプレイで起きたこと(廃品回収は本当にやりました)なので、今後の展開は私にも予測できませんヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
シンは目的を果たし、ドーンガードとして出世することができるのでしょうか?

乞うご期待です。楽しみにしていてくださいね!ヾ(´∀`*)ノ
  1. 2015/08/24(月) 01:38:14 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

背後からのスニークお祝い(×15倍)

旅するトカゲ2から来ました。
ブログ開設おめでとうございます!

この旅の1歩を踏み出すまでの準備期間というものが、とても懐かしいです。

1話も見てきましたが、まさかニコニコ動画で有名なあのスタップさんがいるとは思いませんでした。
・・・よくホワイトランの周辺の山賊が絶滅せず、依頼出せる程度には生き残っていたものよ(^^;)

次の話で、彼がどんな魔法を覚えているかもはっきりすると思っているので、楽しみに待っています。
 まあ、サーベルキャットに齧られるか、クマに吹っ飛ばされるか、マジカ不足になって戦術的撤退しそうな雰囲気ですが(^ ^)www
  1. 2015/08/26(水) 18:07:50 |
  2. URL |
  3. 隠密100の放浪者 #dvQckJnQ
  4. [ 編集 ]

> 隠密100の放浪者さん

うわあぁぁあっ!? いつの間にか背中に「祝」って書かれてた!ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

ようこそ、いらっしゃいませ!(o*_ _)o
某トカゲさんの家ではお世話になっております。
これから頑張って更新していきますので、期待していてくださいね!

スタップさんには、衛兵を出したい場面だったことからゲスト出演していただきました。
(無許可なのはご愛嬌だよ!w)
主人公が「強さに裏付けされた台詞」を言ってもらう場面なので、スタップさんはその台詞を言うのにふさわしいキャラクターだったんです(*´ω`*)

今後も様々なフォロワーたちが登場し、冒険の仲間、重要な場面で意味ある台詞を言う役など、主人公の成長を促す人々として活躍していきます。
こちらも楽しみにしていてください!ヾ(´∀`*)ノ

次回はいよいよ、冒険の始まりです。 近々、本格的な戦闘もありますよ!
彼がどんな戦い方をするのか、是非ご覧になってください!∑d(`・ω・´)+
  1. 2015/08/26(水) 21:06:12 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

斬新や・・ッ!

まさか廃品回収から武具を作り出すなんて!
まず、自分から一歩、踏み出していこうというその気概!
それが非常に好感触でした( ゚ロ゚)b

シンくんがんばって!そして無理しないですぐ逃げよーッッ!!
  1. 2015/09/02(水) 22:12:04 |
  2. URL |
  3. フロッグ #SFo5/nok
  4. [ 編集 ]

>フロッグさん

いらっしゃいませ!
旅するトカゲ…その自由に憧れた者がまた一人。新たな『旅』の始まりですよ!∑d(`・ω・´)+

本気出すまでの3ヶ月、シンは数日に1~2時間ほどの薪割りをして、日銭を稼いでは酒を飲む自堕落生活をしてました。
いつも遊んでいたので、いざ本気出して踏み出してみたら『金がない!』という初歩的な問題にぶち当たったのでしたw

酒場でスタップさんに指摘されたとおり、まだまだ戦闘力は人並みですから、無茶はしません。
状況を観察し、分析し、見出した勝機を勝利へ変える。
そんな戦い方で、スカイリムの地を生きていこうと思います!


リフテンで会ったら、ハチミツ酒をおごるよーっ!ヾ(´∀`*)ノ
  1. 2015/09/03(木) 01:07:38 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

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