The stray sorcerer -はぐれ魔術師冒険記-

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インターバル #2

「おはようございます! ご注文の野菜と小麦、お届けに来ました!」
「あらアマメちゃん、ご苦労様。
 サーディア! 野菜をいつものところによろしくね!」
「はい! ただいま!」

今日も活気溢れるバナード・メア。
ホワイトランの街は相変わらずのんびりしていて、先日のドラゴン騒ぎが嘘のようです。

01活気あふれるバナード・メア

イーストマーチとの取引が始まって以来、ホワイトランの食料事情は大きく改善されました。
食料の増産だけでなく、新しい食材もどんどん増えて、豊かな食生活が当たり前になりつつあります。

「食料が安く手に入るようになって、本当によかったわ。
 それもこれも、彼のおかげね!」
「まったく、世の中わからないものだな。
 ほんの少し前まで毎日昼まで寝ていたヤツが、これだけのことを成し遂げるとは! わはは…!!」

バナード・メアに集まるお客さんたちが、しきりにシンさんの噂をします。
今やシンさんは、ちょっとした英雄です。









「アマメさん! おはようございます! 野菜の配達ですか?」
「沙さん! お元気そうですね。
 …あら? メルラさんは…」
「ごめんなさい。 メルラはまだ寝てるんですよ」

シンさんと一緒に冒険をした、冒険仲間の沙さん。
もう一人の仲間であるメルラさんは、今日はお寝坊さんのようです。

シンさんが旅立った後も、二人はホワイトランに滞在しています。
メルラさんはこれまで通り鍛冶修行を、沙さんは薬の調合などで生計を立てているようです。

02冒険仲間










バナード・メアの二階の一室。
最近、メルラさんはこの部屋で寝泊まりするようになったそうです。

「う~ん…むにゃ…むにゃ…」

そう、この部屋は以前シンさんがよく使っていた部屋。
シンさんが寝ていたベッドで、今はメルラさんが寝ています。

03幸せそうな寝顔

「うう~ん…だめだよぉ…」

メルラさんが寝ている部屋に行ってみると、彼女はまだ、すやすやと眠っていました。

「あらら…まだ寝てますね…」
「昨日は遅くまで鍛冶の研究をしていたみたいですから、疲れたんだと思います」
「そうでしたか。
 頼まれていたミルクが入荷できたって知らせに来たんですけど…もう少し寝かせてあげましょう」
「わざわざすいません。 後で取りに行きますね」

とっても幸せそうな寝顔のメルラさん。
一体、どんな夢を見ているんでしょうか?

「シンくん…ウフフ…」

…なるほど。 幸せそうな寝顔の理由はそれでしたか。

「え!? 今の、寝言…ですか?」
「メルラさんったら、夢の中でシンさんと…うふふ、メルラさんってカワイイ…!」

04乙女の寝言

「ハッ!?」

あ、起きた。

「…!?? …ゆ、夢!? そ、そんなぁ…」

あからさまにがっかりするメルラさん。
素敵な夢だったんですね。

「おはようございます、メルラさん!」
「わっ!? ああ、おはよう、アマメ…」
「フフ…随分気持ちよさそうに寝ていましたね。
 …好きな人の夢でも見てたんですか?」
「えっ!? ち、違うわよ!
 シンくんの夢なんて見るわけないじゃないっ!!」

顔を真っ赤にして慌てるメルラさん。
寝起きにはちょっと刺激的な質問でしょうか?

05あの人の夢?

「ええと、その…そう! 新しい剣の研究が…!」
「ふふ…私、『シンさんの夢』なんて、言ってませんよ?」
「えっ!? …あっ…ふああ…!!?
 ち、違うの! 違うのぉぉぉっ!!」

あんまり可愛いから、つい、からかっちゃいました。
ちょっとイタズラが過ぎましたネ。









昼過ぎ。
私たち三人は、一緒にお昼ご飯を食べながら、おしゃべりしていました。
いつもの楽しい昼下がり。
そこに届いたのは、スカイリム全体を震撼させるような、大事件の一報でした。

「号外! 号外! 黒馬新聞がやってきたよ!
 皆さん、一大事だ! ステンダールの番人の本拠地『番人の間』が壊滅したぞ!」


バナード・メアに突然響き渡る声。
黒馬新聞の販売員さんでした。
小脇に抱えた新聞の束から、次々に号外の新聞を配っています。

「やったのは吸血鬼の一団だ!
 詳しいことはこの新聞に書いてあるよ!
 さぁ、皆さん! 黒馬新聞をぜひとも読んでくれ!!」

突然舞い込んだ、ショッキングなニュース。
これまであまり気にしていませんでしたが、吸血鬼の脅威は確かに広がっているという実感が、私にも湧いてきました。

「たしか、シンさんが入団すると言っていたドーンガードは、吸血鬼と戦っている組織でしたね…」
「そうでしたね…。
 今頃、シンさんも吸血鬼と戦っているんでしょうか…?」

こんな報道を聞いたら、ちょっと心配になってきました。
シンさん、無事でしょうか…。

06黒馬新聞号外!

「心配ないわ!!」

「メルラ!?」
「メルラさん!?」

メルラさんが、椅子の上で仁王立ちしながら、元気よく叫びました。

「シンくんの腰には、私が鍛えた『フドウミョウオウ』があるのよ!
 それに、色んな魔法だって使えるじゃない!
 シンくんは、とっても強くなったもの。
 今のシンくんなら、吸血鬼なんかに負けたりしないわ! 絶対にね!!」

何の疑いもなくシンさんを信じるメルラさん。
力強い言葉に、思わず圧倒されてしまいました。

07心配ないわ!

「そうですね…! シンさんなら、きっと大丈夫ですよ!」
「私もそう思います。 シンさんには、メルラさんとの約束がありますからね」

シンさんがメルラさんと交わした約束。
それは、必ず無事にホワイトランへ帰ってくることでした。

「…うん!!!」

約束を思い出して気持ちが高まってしまったのでしょう。
メルラさんの青い瞳が、少しだけ潤んでいました。
大丈夫、シンさんなら、必ず約束を守ってくれますよ。

聞こえていますか? シンさん。
あなたはメルラさんから、大変なものを盗んでいきましたよ?

これは…責任を取らなきゃ、ですね? ウフフ…

08約束

「ところで、メルラさん?
 夢の中で、シンさんと何をしてたんです?」
「なっ…ナニって!? してないっ! してないわよ!!?」
「…ん? あ、なるほど…」
「ちょ、何!? なにを納得してるの!?
 アマメ! ちょっとーッ!!!?」











「へっくしッ!」
「あら、風邪?」
「むむ…誰か、俺の噂してるのかな…?」

09くしゃみ










本編に続く ⇒

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テーマ:Skyrim - ジャンル:ゲーム

  1. 2016/04/22(金) 00:04:55|
  2. スカイリムRP シン
  3. | コメント:8
<<第9話 出戻り! 響く悲鳴と女子トーク。 | ホーム | 第8話 脱出! もっとも危険なエスコート。>>

コメント

女性陣可愛いいいいい!!(●^o^●)

更新お疲れ様です~!
ちょっと女性陣がかわいすぎて一人ウヒャウヒャしてました!(^_^;)
めっちゃくちゃ女子で魅力的!(^_^)
メルラさんとシン君の間にある絆が描かれていてなんだか胸が熱くなりました。
冒険側とは違う視点で号外を使って状況を知らせる演出は自然で綺麗だな~と思ったり・・・
今後僕も影響されそうです!!(^v^)ククク・・・
  1. 2016/04/23(土) 19:52:59 |
  2. URL |
  3. フィロン #-
  4. [ 編集 ]

出ました!
シン君はメルラさんから大変なものを盗んで行っちゃったのですね。
いいですね~、ロマンですね~!
これはシン君、絶対に責任取らないと…アマメさんからお仕置きされそうですねw

懐かしい女性陣のガールズトークにほっこりしました(*^^*)
  1. 2016/04/23(土) 20:13:44 |
  2. URL |
  3. magmel #-
  4. [ 編集 ]

Re: フィロン さん

お褒めいただき、嬉しい限りです!ヾ(´∀`*)ノ

各所からお招きしたフォロワーさんたちだけに、その魅力を損なってはいけないと必死になっておりますw
RPを読んでくれた皆さま、そして魅力的なフォロワーを提供してくださっている作者さまたちが納得のいく魅力的な描き方をしていくよう、これからも細心の注意を払いながら、描いていこうと思います!d(´∀`)+
こうして様々な人たちと関わり、それぞれとの絆を結んでいくことで、シンくんは少しずつ成長していきます^^
はぐれ魔術師の活躍と紡がれていく絆に、ぜひ注目してくださいね!

また、劇中の黒馬新聞ですが、これは「Black Horse Courier Reborn」というMODで加えたものです。
前作オブリビオンに存在した黒馬新聞をスカイリムに再現したもので、クエストの進行に合わせて様々な記事が新聞に載ります。
定期購読すると手紙の配達員さんが届けに来てくれるなど、細かな演出もあって面白いです。
RPの素材としてもいろいろ使えるので、お勧めのMODです。ぜひ、影響されてみてくださいw(* ´艸`)ムフフ
  1. 2016/04/23(土) 22:47:23 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

Re: magmel さん

ヤツは大変なものを盗んでいきました。 あなたの心です!(どーん!)

久しぶりにあの名セリフをパクってみましたw
いやぁ大好きなんですよ『○リオストロの城』。
『可憐なお姫様を救い出す、讃えられることのないヒーロー』のお話し、そして二人のロマンス。屈指の名作だと思います!
シンくんも劇中の「泥棒さん」のような、優しくて強い男になっていけたらいいですね!
今後も、こういった人物間のエピソードなどを随時描いていこうと思います。(*´ω`*)ムフーン

それにしてもシンくんは、本当に大変なものを盗んでいったようですネ。
寛容なアマメさんなら『お仕置き(意味深)』で済みそうですが、乙女なメルラちゃんはそこんとこ厳しそうですw

ミカエルも悔しがる『男友達がいない疑惑』があるシンくん。
このままでは次回あたり、とうとうソブンガルデへ…?
乞うご期待w
  1. 2016/04/24(日) 00:29:07 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

Nadiaでございます♪( ´▽`)

うぉお〜女子トーク炸裂!
今回のお話は、正直読んでて小っ恥ずかしくなってしまいましたσ^_^;
まぁ男は男でこういった話をしますから、あって当たり前なんですが...
女の中に男がひとり〜♪
みたいな小学生級のイジメ受けてるみたいw

待ってましたアマメさん登場!

アマメさんの久々の登場なのに、メルラさんが◯✖️な夢を見てても平気でいられる?雰囲気がチョット気になりますねw
同じような...あるいはそれ以上の!

これはあかん!
妄想が暴走する!

クシャミなんかしてる場合じゃナイゾー色男!?
  1. 2016/04/25(月) 14:43:22 |
  2. URL |
  3. Nadia #-
  4. [ 編集 ]

Re: Nadia さん

ホワイトランガールズの女子トーク。
いやはや、今回は本当に悩みました…。 女心は深いですね!
私もまだまだ未熟ですなぁwヾ(;´▽`A``

このRPにおけるアマメさんは、とってもオトナな女性として描いています。
なので、ちょっとくらいじゃ動じないんですねw
また、アマメさんには色々な過去があるので、本当はもっと愛されたいと願いつつも、一歩下がったところで見守るようにしているんです(作者様設定を踏襲しつつ、部分的に設定を追加・変更しています)。
アマメさんは、ある意味メルラちゃん以上に『大変なものを盗まれてしまった』というわけですね。
アラヤダシンくん、責任取らないとw

いつか、アマメさん自身の口から本音が語られる時が来るのでしょうか。
それはまだわかりませんが、シンくんを取り巻く女性たち、そして数こそ少ないですがシンくんと友情を育む男たちとのに、ぜひ注目してください!∑d(`・ω・´)+


【追伸】
あるいはそれ以上の?
ええ、そりゃあもう『◯✖️どころか△□も、さらにその先までも…』ですよw
アマメさんは『オトナ♡』の女性ですからね。フフーフ(・∀・)
  1. 2016/04/25(月) 19:34:21 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

おひさ! とあるオブリビオン領域(現実)の一仕事を終えてようやく戻ってこられました。
久々の3人娘も、相も変わらず仲が良くてほのぼのしました。
メルラお嬢はすっかり恋する乙女に・・・

果たして、再会の後にシン君は生きて帰れるのか・・・
うっかり魂が抜け出ていかないに、縛魂(と黒魂石)を用意しとこうか(; ^^)
大丈夫、たとえ戻せなくても形見(不動明王)にエンチャントするか、アンデットに加工してあげるから( ゚∀゚ )アヒャヒャヒャ!!

>ホワイトランの食料事情は大きく改善 ~(略)~ 新しい食材もどんどん増えて

ホワイトランは売る側であり、食料事情が改善されたのはむしろイーストマーチだったのでは?
ホワイトラン側の経済も上向きになり嗜好品に手を出せるくらいには懐が暖かくなったのか、
イーストマーチやモロウィンドなどの交易品(酒、食材)も同時に買い付けているのか?

イーストマーチの特産品は、ホーカーの肉や海産物、シャズベイブドウに塩、
モロウィンドからはアッシュヤム、イノシシ肉、スジャンマやフリンにマッツェ、アッシュファイアのハチミツ酒、かな( ^q^)

それでは、"Shadow hide you."
  1. 2016/04/27(水) 11:31:16 |
  2. URL |
  3. 隠密100の放浪者 #dvQckJnQ
  4. [ 編集 ]

Re: 隠密100の放浪者 さん

お久しぶりです!
オブリビオンからご帰還されたとか…。お疲れ様でした!><

ホワイトランガールズはお話しの貴重なオアシスなので、これからも仲良くほのぼのした感じに描いていきたいですね^^
メルラちゃんと再会したシンくんはソブンガルデが確定しそうな雰囲気ですが、果たしてどうなる事やらw
シンくんがアンデッドになったら、タイトルを『はぐれゾンビー冒険記』に変更する必要がありますね…A;´Д`)``
イキロ!シンくん!ヾ(´ω`;=;´ω`)ノ

ホワイトランの食料事情が改善したことについては、劇中では触れていませんでしたね^^;
お察しのとおり、イーストマーチの特産物などが流通し始めており、経済的にも上向きになったことも相まって、食の環境が大きく向上しています。
ちょっとした贅沢な品物を増えてきて、街全体が豊かになりつつあります。
いずれはホワイトランで『蒸かしアッシュヤムを食べる』なんてことができるようになるかもしれません^^

ちなみに、アマメさんがカゴに入れている花は設定上『サラダ用の食用花(ペラジア農園の新製品)』ですw
ビタミン豊富な食材で、イーストマーチ産の塩をかけて食べるとGoodです。
  1. 2016/04/27(水) 20:31:22 |
  2. URL |
  3. シン #-
  4. [ 編集 ]

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