The stray sorcerer -はぐれ魔術師冒険記-

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第14話 悪魔の契約! 吸血鬼の王、ハルコン。

ハイロックとの境界近くにある古城。
そこは、セラーナの家であり、同時に恐ろしい吸血鬼たちの居城であった。

広いホールに並んだ長テーブルに着き、人間の死体や皿に盛られた肉塊を貪る住人たち。
そして、その血の晩餐の中央に立つのが、セラーナの父親であった。

01娘に呼びかける父親

「娘よ、星霜の書は持っているのだろうな?」

威厳のある低い声で、娘に呼びかける父親。
だが、セラーナはその一言に、むっとした表情になった。

「…久しぶりに会って、真っ先に聞くことがそれですの?」

全くその通りだ。
彼女は途方もない年月を、石の棺で過ごしてきたのだ。
顔を忘れてしまってもおかしくないほど長い年月を、離れ離れで過ごした親子だというのに…。

「…ええ、書なら持っておりましてよ」

不満をあらわにしながらも、セラーナは背負っていた巻物を父親に見せた。
黄金の細工が施された、豪華な金属製の筒に収まった巻物。
そういえば、セラーナは常にこの巻物を身に着けていた。

…ん? ちょっと待て!?
今、彼は『星霜の書』と言ったのか?







星霜の書。
原初から終末に至る、そのすべての事象、想念、感情が記録されているという、神の書物だ。
外観はセラーナの背にあるような金の筒に納められた巻物だが、書は勝手に減ったり増えたりするらしく、数えられる形では存在しないという。

いうなれば、この世界、あるいはすべての存在を内包した書物であり、記憶そのものだ。
そのような伝説の書がすぐそばにあったと言う事実に、不謹慎ながら驚いてしまった。

「彼女は書を持っている!」

セラーナが星霜の書を持っていることを告げると、それまで死体を貪っていた吸血鬼たちが急にざわつき始めた。
彼らは一体、この書を使って何をしようと言うのだろうか…?

02神の書物

「もちろん会えて嬉しいに決まっているだろう。 言葉として口にしないとわからんか?
 私を裏切ったお前の母がこの場にいれば、この再会を見せてやったうえで頭から串刺しにしてやるのだが…」

セラーナの母親が、夫である彼を裏切った?
一体、どういうことなのだろうか…?

「…して、我らの殿堂に見知らぬ者を連れてきたようだが…こやつは何者なのだ?」
「…っ」

状況が飲み込めずにいる俺に、セラーナの父が鋭い視線を向けた。
その眼は、セラーナのそれとは全く違った。
見入られただけで戦慄が体を突き抜け、思わず体が一歩後ずさったのだ。

俺は、明らかに『恐怖』を感じていた。

「これはわたしの…心のよりどころ。
 わたしを、自由にしてくれた者ですわ…」


セラーナはそう言うと、俺の方へ向き直った。
視線が重なり、ルビーのような彼女の瞳に俺の姿が映る。
俺を『心のよりどころ』といった彼女は、一見しただけではわからないほど小さく、だが、優しく微笑んだ。
その時、俺はセラーナが背負ったものを、なんとなく理解したのだった。

「ふむ、そうか…」

俺とセラーナとの間に何かを感じたのか。 それとも、何も感じなかったのか。
セラーナの父は、静かに、だが、重く、俺に問いかけた。

「定命の者よ。 お前の名はなんだ?」

03心のよりどころ

「俺はシン。 ドーンガードのシンだ。 あんたは?」
「私の名はハルコン。 ヴォルキハル一族の王である。
 我々はスカイリムの吸血鬼の中でも最も古く、最も高貴で、最も強大な一族だ」


聞いたことがある。 太古の時代から存在する、最上位の吸血鬼だ。
その存在はいくつかの文献で言及されており、スカイリム最強の一族とされている。
彼らの本拠が、まさかこんなところにあったとは…。
何より、そんなヴォルキハル一族の頂点に君臨する吸血鬼が目の前にいると思うと、恐怖せずにはいられなかった。

「我々は世の気苦労から離れ、何世紀もここで暮らしてきた。
 しかし、そんな日々も妻が私を裏切り、大切なものを奪い去ったことで終わりを告げた…」

ハルコン卿が苦虫を噛むような顔をする。
先ほどの話と総合してみると、どうやらセラーナの母親は、ハルコン卿にとって重要な何かを奪い、姿をくらませたようだ。

「…まあよい。 それよりも、まずは多大な貢献に対し、褒美をとらせねばな。
 星霜の書、そしてわが娘と同価値のものとなると…ひとつしかあるまい」

04ヴォルキハル一族の王

「私自身の血だ」










「血…だって?」

突然、とんでもないことを言い出すハルコン卿。
彼の血を得るということは、すなわち俺自身が吸血鬼になるということだ。

「俺に吸血鬼になれってことか?」
「そう、それもただの吸血鬼ではない。 純血の吸血鬼に限りなく近い存在になれるのだ。
 死を恐れる必要もなくなる。
 未来永劫、羊たちの間をオオカミとして歩め、近付けば人々が震えあがるだろう」

たしかに、スカイリム最強の血族の力は魅力的ではある。
だが、吸血鬼になるということは、俺自身があの悍ましい晩餐に参加する一人になるということだ。
仮に、セラーナのように血の衝動を抑えられたとしても、太陽の下を自由に歩くことはできなくなる。
それはまさに、悪魔との取引だった。

「もし…その申し出を断る、と言ったら?」

俺の問いかけに、ハルコン卿は静かに答えた。

「…ならば、お前は他の定命の者同様、獲物にすぎん。
 今度だけは見逃してやるが、この殿堂からは追放とする」
「…シン」

俺とハルコン卿のやり取りを傍らで見ていたセラーナが、心配そうな顔で俺を見た。

彼女の傍にいるためには、俺も吸血鬼になったほうが都合が良いだろう。
セラーナと共に過ごせるのなら、それも悪くはない。

だが、しかし…

05悪魔との契約

「…まだ納得できないか?
 よかろう、我が力、その眼で見るがいい!」


ズアァァァァァ…

「…ッ!?」
「お父様っ!?」

06その眼で見るがいい!

「…なっ!?」
「お、お父様…その姿は…?」

突如、ハルコン卿の全身が血まみれになったかと思うと、ハルコン卿は魔人の姿へと変貌した!
「フハハハハ!! どうだ! これこそ王たる力!
 人の身では到底届かぬ、絶対的な力だ!!
 …この力を、お前も手にすることができるのだぞ!?
 これを見ても、お前はまだ下賤な人間のままでいようというのか!?」


近くに立っているだけで、命が削られていくような気がした。
その姿にはもはや人の面影はない。
魔人と化したハルコン卿は、まさに『悪魔』だった。

「…さぁ、選べ!」

07吸血鬼の王の力

俺が求めているのは、こんな力か?

吸血鬼の王の力。
それは確かに、絶対的な力だ。
だがそれと引き換えに、多くのものを失うことになる。

そう、あまりにも、多く。










「…そんな力は…いらない…!」
「何だと…?」

俺の答えに、ハルコン卿は『まさか』といった顔をした。
俺は、目の前の絶対的な強者に恐怖しながらも、言葉を続けた。

「あんたの力は、確かにとんでもない力だ。
 その力があれば怖いものはないかもしれない。
 でも…あんたは、それと引き換えに、一体どれだけの物を失ったんだ!?」

「…!」

そうだ。
彼はその力と引き換えに、大切なものを失った。
そして俺は、吸血鬼の王の力よりも、それらを手放さないことを選んだのだ。

「大切なものを捨ててまで、力を得ようとは思わない。
 …俺は、人間だ。 人間でたくさんだ!!」 


「…シン!」

08人間でたくさんだ!!

「そうか…」
「…」

ハルコン卿に啖呵をきった俺。
吸血鬼の王は、少し残念そうな…いや、それとは少し違うような…一瞬だけ、そんな顔をした。

ブウゥゥゥゥン…ッ

「ならば!!」
「ウッ!?」


ほんの一瞬、ハルコン卿が俺に何かの魔法をかけたのが見えた。
直後、周囲が真っ白になり、俺の意識は薄れていった。

09真っ白な空間

「シン! ああっ…!?」

真っ白な空間。
遠くの方で、セラーナの、俺を呼ぶ声が聞こえる。

彼女は…無事…なのか…?










「う、う…こ、ここは…?」

気が付くと、俺は浜辺で倒れていた。
城の入口が見える…どうやら外に放り出されたようだ。

どれだけの時間が経ったのだろうか。 俺の全身は冷え切っていた。
凍える風が吹く浜辺には、さっきまで傍にいたはずの、セラーナの姿はなかった。

「セラーナ…? セラーナっ!!」

俺は、俺の傍からいなくなった彼女の名を叫ぶ。
だが、返事は返ってこなかった。

10凍える風が吹く浜辺

「おい! ここを開けろ!
 セラーナをどうするつもりだ!!」


城の門に駆け寄り、鉄の格子戸を叩く。
だが、城に入った時はいたはずの門番は、姿を消していた。

11ここを開けろ!

「開けろ!! 開けやがれ!!
 開けろぉぉぉぉぉぉッ!!!!」


拳から血がにじむほど、格子戸を激しく叩き、彼女を呼んだ。
だが、どれほど叫んでも、彼女が姿を現すことはなかった。

俺の叫びは波間に消えていった。

12叫びは波間に消えて














次回予告
第15話 新任務! ドーンガード、増強計画。

13次回予告:新任務!
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テーマ:Skyrim - ジャンル:ゲーム

  1. 2016/06/04(土) 21:12:42|
  2. スカイリムRP シン
  3. | コメント:9
<<S-I-N Follwers 第1段 フォロワー シン 1.1 | ホーム | 第13話 帰宅! セラーナと太古の城。>>

コメント

開口一番に『星霜の書は~』などとのたまうハルコンパパ。
こんな美人の娘がウン百年ぶりに帰宅したってのに、そんな態度じゃ優しい娘だって怒りますよね。
まったく、そんなだから奥さんに家出されちゃうんですよ? ちっと反省汁。(メ゚д゚)ゴルァ!!

それでも魅せ場は気合を入れるハルコンパパ。
血まみれの大・変・身でシンくんをビビらせます。
毎度ながら、この吸血鬼の王への変身シーン、貧血を起こしやしないかと心配になりますネw

吸血鬼の王の力は魅力的ですが、そこは我らがシンくん。
キッチリ断りつつ、軽く説教してやりました! マヂ怖かったけど。A;´Д`)``
自由を愛するシンくんにとって、この力はリスクの方が遥かに大きかったんですね。

まぁ、変身後の姿がちょっとアレだから断った、というのも半分本音なのですが。(-ω-;)フフーフ

改造手術吸血鬼にされずに済んだシンくんでしたが、せっかく友達になれたセラーナを、再び闇の中に残してしまいました。
シンくんは、彼女に呼びかけますが…その声は、彼女には届きませんでした。

離れ離れになってしまった二人。
二人の運命が、再び交差する日は来るのでしょうか?
乞うご期待です。

【追伸】
更新遅れ気味で申し訳ない。orz
ちょっとリアルが忙しくなっており、記事を書く時間があまりとれずにいます。
しばらくの間は、状況次第では更新をお休みすることもあるかもしれません。
ごめんね!><
  1. 2016/06/04(土) 21:22:47 |
  2. URL |
  3. シン #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

更新お疲れ様です。

セラーナもきっとショックを受けているに違いないハルコンの変身姿。
某ゲームの影響でドラキュラに耽美なイメージを持っていた私は、あの姿を初めて見たときに衝撃を受けましたw
コウモリがモデルなんでしょうかね?あの顔はちょっと…^^;

シン君がどんな展開でセラーナを闇から救い出すのか、これは期待大ですね!
お忙しい中、定期的にブログの更新をしていくのは大変な事と思います、無理せずマイペースで( ´∀`)b
次回のお話も楽しみにしています~(^▽^)
  1. 2016/06/05(日) 20:32:31 |
  2. URL |
  3. magmel #-
  4. [ 編集 ]

Re:magmel さん

スカイリム屈指のR18Gシーンかもしれない、ハルコンパパ・血まみれの大変身の衝撃は、やはり小さくないようですね。
この場面を描く中で一番気になったのが「セラーナは、こんな姿になった父をどう思っているか」ということでした。
セラーナの視点で考えてみると、実はかなりショッキングなシーンなんですよね。

私はこの場面を見て『千と千尋の神隠し』でヒロインの両親が豚に変身してしまう場面を思い出しました。
ぎくしゃくした関係とはいえ、自分の父親が恐ろしい人外へと姿を変える。
想像してみると、セラーナは何とも恐ろしく、悍ましい光景を見せつけられたのだと感じました。

セラーナは、闇の中に一人ぼっちで残る決断をしました。
きっとこうなることは覚悟していたと思います。その上で、ほんの数日だけでも、光の中を歩いてみたかったのでしょう。

大丈夫。
必ずや、シンくんはセラーナを孤独の中から連れ出します。
記憶を無くした彼ですが、彼もまた、一人で過ごす悲しさ、寂しさを知っています。
そんな彼だからこそ、セラーナを連れ出すことができるはずです。
運命に立ち向かう二人の姿を、どうぞ見守ってやってください^^


頑張って更新しますね!(`・ω・´;)
  1. 2016/06/05(日) 22:19:13 |
  2. URL |
  3. シン #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

二話更新お疲れ様です!
やっとセラーナは家に帰れた訳ですが、望んだ帰還かどうかと言われれば首を縦には振れないかもしれませんね・・・。
セラーナは父親を説得して仲直りさせるつもりだったのではないか、とか勝手に考えている今日この頃ですw
そしてもちろん、棺から出た彼女には行く当ても無く・・・
シン君が連れて帰ったのは必然といえば必然です。
今回シン君の必死さを見て、うちの椿はただのお見送りになっちゃったのを少し後悔しておりますが、続きを楽しみにしておりますね~!!
  1. 2016/06/06(月) 20:22:53 |
  2. URL |
  3. フィロン #-
  4. [ 編集 ]

Re: フィロン さん

無事に帰宅できたものの、セラーナの胸中は複雑ですね。(・ω・`)

恐怖と嫌悪を抱えながらも、セラーナは今でもハルコンに家族への愛が残っているかもしれないと、心のどこかで信じています。
「…久しぶりに会って、真っ先に聞くことがそれですの?」の言葉の意味を考えると、彼女の本音が隠れているように思えます。
父親が恐るべき怪物となり果てたとしても、彼女はまだ、父親を愛しているんでしょうね。

セラーナはきっと、本当は泣きだしたいくらい、つらい想いをしていると思います。
シンくんがあんなにも必死なのは、彼女の苦しみをなんとなく察したから。
城に残れば、セラーナはまた独りぼっちになってしまいます。
シンくんは大切な友達を、一人にしたくなかったんです。

力と引き換えに家族の絆を奪われ、妻と娘を失った父親。
そんな父を嫌悪しつつも、今でも愛している娘。
暴挙から娘を守るために、夫を捨てた母親。
そんな悲しい家族の結末と、その先に続く未来を描くのが、この『ドーンガード編』だと思っています。
  1. 2016/06/06(月) 23:56:38 |
  2. URL |
  3. シン #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

Nadiaでございます♪( ´▽`)

ハルコンパパ遂に登場ですね〜♪
なんというか、ずいぶんな怒りと言うか憎しみが感じられますねぇ〜(;゜0゜)
セラーナさんに対する親とは思えない対応。
自分とは相対するドーンガードの者に同族になる事で褒美にしてやるとか、随分と自信過剰なモノを感じます(;´Д`A

彼自身も生き残る為に必死なんでしょが、ゲーム的な魅力は有りましたが、引き抜きするなら今一つなんかないの?とNadiaの時は思いましたw
なのでソッコー要らないと選択したのを覚えてますw

セラーナさんにとっては切実な問題でしょう。
どんなに嫌な人でも親は親。
子が親を選べないとは、まさにこう言う事なんでしょうかね。

さてシン君追い出されちゃいましたねw
果たして今後彼はどうするのでしょう!?
そしてセラーナさんの運命はいかに!?

週刊更新お疲れ様ですm(_ _)m
きっと大変な思いをされていたのでは?
と思いつつも、取り敢えずHPのチェックだけはショッチュウしておりましたw
週刊誌とかでも現実には休みなどない程大変な仕事だと聞いた事があります。
それを対象にして見ると、リアルとの折り合いは相当大変なのではないでしょうか?
お身体との折り合いを付け、無理のない程度が一番だと思います(≧∇≦)
途中で"著者入院の為"とかになったら一大事でございます!

これからもゆるゆるとしたお付き合いが出来ればと思いますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
  1. 2016/06/08(水) 20:46:01 |
  2. URL |
  3. Nadia #-
  4. [ 編集 ]

Re: Nadia さん

彼は、純血の吸血鬼であり、その中でも最強の一族の長であることに絶対的な自信としています。
もっとも、それは「そう思わないと多すぎる代償が無駄になってしまうから」なのですがね。
彼の尊大な態度は、その裏返し。
そうでもしないと、自分の弱さ、愚かさを直視することになってしまうからなんです。

セラーナは、そんな父の弱さを知っています。
だからこそ吸血鬼になることを父から望まれた時、それを断らなかったんです。
もし彼女が吸血鬼にならなければ、ハルコン卿は未来永劫その狂気を引きずったまま、孤独に生きることになってしまいます。
お父さんから愛情のない発言が出るたびにイラだってしまうのは、なにより彼女が父の愛に飢えているからなんですね。

そんな父と娘がの関係が、これからどのように決着していくのか。
シンくんの手助けを交えつつ、RPならではの解釈と視点で、この家族の愛憎劇を描いていこうと思います^^


【追伸】
いつも見に来てくださって、本当にありがとうございます^^
正直、最近はかなり大変です。
でも、できる限り更新を止めないという目標を掲げた以上、限界までやってみようと思います。
今はちょっと忙しいですが、また落ち着いたら更新を続けつつ、フォロワーの制作・更新も進めていきますね。

応援ありがとうございます。体を大事にしつつ、頑張ります!d(>ω<*)+
  1. 2016/06/09(木) 14:50:50 |
  2. URL |
  3. シン #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

久しぶりに投下です。
野外調査はきついし、連絡も取れない。

私がこの親子から感じたのは、吸血鬼といえども家庭の問題は人間と変わらんな~っという印象です。
ハルコンのイメージは「理想と仕事を優先し家庭を顧みなかった父親」
ヴァレリカは、「子供を連れて別居、姿をくらました母親」、セラーナは「離婚の割を食った子供」です。

ですが今回、シン君が吸血鬼になることで失われるもの、人間の絆を前面に出して
吸血鬼となることを否定した事がかっこよかったです。
14話での『力に呑まれるな』の答え、見届けさせてもらいやした!



ただ、①人間の世界に未練がなく、②学問や魔術など永遠に取り組める事があれば
吸血鬼などによる不老不死も悪くないと思うのですwww

ロードス島戦記のバグナードが最たる例にして、憧れなんですよね。
吸血鬼の最高峰にして、古代魔法王国が死霊術一門の究極奥義「ビカムノーライフキング」を使った結果、
永遠に魔術の研鑽と探求に打ち込めるようになった。
おまけに主人公サイドから敵対されること無く、帰環の呪文を教えたりと一部協力的。

TESでも、ブルーパレスのシビル・ステントールや前作のジェイナス・ハシルドア伯爵などの
人に紛れてうまく生活している吸血鬼たちもいる。セラーナもこっちですな。

吸血鬼という力と人の世界の共存方法も、課題の一つですな

それでは、"Shadow hide you."
  1. 2016/06/11(土) 17:19:53 |
  2. URL |
  3. 隠密100の放浪者 #dvQckJnQ
  4. [ 編集 ]

Re: 隠密100の放浪者 さん

ハルコン卿は吸血鬼になるために、領民を失い、奥さんに愛想をつかされ、娘に嫌われるという代償を払うことになりました。
自身は超絶吸血鬼になれたけど、失ったものの価値は計り知れませんね。
彼はまさに「家庭を省みない父親」。
その行いが、自身をある意味では不幸にしていることに気付けないのですね。

私はハルコン卿が「死を恐れる必要もなくなる」と発言していることに注目しました。
これはつまり、「死を恐れるあまり、人間をやめた」という彼の弱さを示す言葉ではないでしょうか。
それ故に、力に固執し、一族が最強であることを誇示しようとしているのでしょう。
シンくんにとって、そんな力は本当の強さではありません。
力に呑まれてしまったハルコン卿に、シンくんは「人の身でやるべきことが、もっとあったはずだ」と説きたかったんですね。

もっとも、スカイリムは力が支配する世界。己の正義は、力で示す以外にありません。
絶対的な力を持つ彼に、シンくんはどう挑むのか?
そして、そんな父親であっても、父を愛する心を捨てきれないセラーナは?
ドーンガード編の「これから」にご期待ください^^

【追伸】
なるほど、良い例ですね!d(`・ω・´)+
バグナードはまさに知識の探求のために、文字通り『全て』を捨ててみせた、狂気の天才。
どんなことをしてでも、知りたい。その純粋過ぎる探求心が、彼を永遠の存在にまで昇華したのでした。
彼はいろいろ(世間一般的には)悪いこともしましたが、その心には一切の悪意はなく、ただただ、純粋だったんですよね。
そんなバグナードには、私もちょっと理解をしめしていました。
仲良く離れないだろうけど、ある意味、尊敬できる人物だと思います。

吸血鬼もそういった存在であれば、人と共存することは十分に可能でしょうね。シビルさんが良い例です。
もちろん、吸血行為に関しては道徳的に行う必要はあると思いますがヾ(;´▽`A``
  1. 2016/06/11(土) 20:04:31 |
  2. URL |
  3. シン #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

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